FXの特徴

レバレッジをかけるので資金が少なくても始められる

FXはレバレッジをかけるので資金が少なくてもさほど不利にはなりません。
投資は生活には必要のない、最悪全部無くなっても大丈夫、そう言うお金でやるものです。
しかし、多くの場合はそのお金がたくさんあるという人は稀です。
そう言う点ではFXは有利です。
株であればレバレッジがかからないので10万円あれば10万円の株しか買うことができません。
ところがFXでは最大25倍のレバレッジをかけることができます。
たとえば、今米ドル/円が80円として1万通貨の取引をしようと思ったら、レバレッジがかけられないとすれば80万の資金を用意しなければなりません。
この場合、もし米ドル/円のレートが81円になったら1万円の利益になります。
80万の投資額に対して1万の利益なので、利益率で言ったら1.25%ということになります。
でも、FXではレバレッジをかけることができるので、 本来80万円の資金が必要な取引であっても、たとえば10分の1の8万円の資金があれば取引することができます。
この場合のように、本来の運用額の10分の1の資金で取引をすることを、レバレッジ10倍と言ったりします。(元手の10倍の額を動かしているということです。)
そして、もしレバレッジ10倍で取引に参加し、米ドル/円のレートが80円から81円になったとしたら、8万円に対して1万円の利益が出ることになるので、利益率は12.5%になります。
確かにレバレッジ10倍にしたら利益率も10倍になるのはすごいメリットです。
資金効率はかなり高いので、単純なレバレッジ1倍の株式投資よりも、いろんな可能性を秘めているのがFXと言えます。
ただ、そのメリット・可能性がそのままデメリットになりえます。
例えば、80円で買った米ドル/円が79円に値下がりしてしまっていたらどうでしょう?
レバレッジ1倍なら1.25%のマイナスで済みますが、レバレッジ10倍にしていたら12.5%のマイナスになってしまいます。
もしも急激な為替変動が起こってしまうと、逆にデメリットとして大きな痛手(損失)を被ってしまうことになります。
幸いなのが、あまりに大きな損失を抑えるために(自動)ロスカットという仕組みがFXにはあります。
この自動ロスカットは証拠金の20~30パーセントになってしまうと、自動的にポジションを決済してしまう仕組みです。
このパーセンテージや、ポジションの一部かすべてかはFX会社によって異なりますが、基本的にロスカットは強制的なもので、場合によっては警告のメールや連絡までもが送られてきます。
自動ロスカットされてしまうと、FX会社に預けたお金というのはほとんどなくなってしまいます。
できればロスカットは避けたい仕組みですが、証拠金以上の損失にならない為のリスク回避の手段と呼べます。
このロスカットを防ぎたいのであれば、対応方法としてはレバレッジを低く設定することです。
最悪な場合、急激な変動として予想の反対に価格が進んでしまうと、損失で保証金を失うばかりかそれ以上の損失が生じてしまいます。
しかし、ロスカットさえあればそれほど大きな損失からは免れるでしょう。
ロスカットの割合は30パーセントから60パーセント位の間で任意で選ぶことが出来る場合もあります。
60パーセントの場合ですと、損失額を低く抑えることもできますが、少ない変動幅でもロスカットが発動されてしまいます。
逆に30パーセントほどにすると、変動幅が大きくてでもロスカットが発動されませんが、もしものときの損失額は60パーセントの2倍にもなります。
上手くロスカットを利用して、損を少なくするのがFXのポイントです。
さて、初心者なら誰でも思う「損したら上がるまで(下がるまで)待てばいい」というのは理屈としては正しいが、強制決算(ロスカット)で大損という事になりかねません。
お金が無限にあればいいですけどね。
あとは時間的な問題。 1ドル100円を超えたのが2008年10月、今(2013年3月)も100円に戻っていません。
いつ戻るのかも全然分かりません。
戻るときには生きてないかもしれない。
そういう問題があります。
つまり、お金と時間が無限にあるなら可能だが、実際はないので無理なんです。
FXをやる場合は最悪全額無くなっても生活に困らないお金、そして自己責任でやりましょう。

   

手数料が安い

今は手数料は無料、スプレッドだけがかかるようになりました。
ニュースで「1ドル○円○銭から○銭で取引されてます」などと言われていますが、あれは大体この辺のレートで取引できると言う意味ではなくスプレッドを示しています。
つまり売りと買いの価格差。
例えば買うときは100円で1ドルと交換できる。
でも1ドルを交換するときは99円で交換することになる。
つまり100円を売って、直後に円に戻しても99円しか戻らない。
1円はFX業者の利益として持っていかれます。
スプレッドが1銭だと1回の取引(売って買う)にかかる費用は100円。
覚えておくと計算が速いでしょう。
実際は0.8銭とか、そんなもんです。
1ドルで0.8銭ということは1万ドル取引するごとに80円。
1万ドルの取引ができるのに80円しかかかりません。
ちなみに業者によってスプレッドが違うことは言うまでもありませんが、スプレッドは常に固定というわけでもなく、経済指標発表の時間が近づくとスプレッドが広がります。
また、取引する通貨ペアによっても違っています。
ドル円で0.8銭くらい。ユーロ円で1銭、ポンド円で1.6銭くらいです。
ユーロ円とポンド円は大体同じ動きをするのですがユーロ円の方がスプレッドが狭いのでおすすめです。

24時間取引できる

FXは平日は24時間取引することが出来ます。(FX業者によっては出来ない場合もあります)
株は午前9時から15時まで、しかも昼休みもありますから比べるとかなり長い時間取引できるのです。
FXは世界中の市場で取引ができます。
土曜日午前6時または7時(日本時間)~月曜早朝を除き、基本的には24時間取引が可能です。
これは、FXが世界中の市場で、共通レートで取引ができるためです。
世界中にある市場の、取引が活発に行われる時間帯が、時差の関係で次々と他の国・地域へと移っていくので、結局のところ、外国為替取引は24時間いつでも、取引が可能になるのです。
ですから、東京市場で活発に取引が行われる時間帯が過ぎてしまっても、ロンドン市場やニューヨーク市場で取引注文もできます。
為替市場は24時間いつでも取引が可能ですが、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場は特に取引が盛んで、「世界3大市場」と呼ばれています。

【世界3大市場取引時間】(日本時間)
・東京:8:00~18:00
・ニューヨーク:21:00~7:00(サマータイム時20:00~6:00)
・ロンドン:16:00~3:00

ただし、24時間取引できるからと言ってもチャンスが等しくあるわけではありません。
それは参加者は常に一定ではないということです。
取引しているのは人間ですから当然24時間付きっ切りで取引する人はいないので参加者が多いときと少ないときが出てきます。
市場の参加者が少ないときはあまり値は動きません。
逆に参加者が増えてくると値が動きやすくなります。
値が動きやすい状態をボラリティが高いと言います。(ボラリティとは価格変動率のことです)
参加者が増えてトレンドが発生しやすくなるのが15時から16時です。(トレンドとは相場の長期的な変動の方向という意味です)
朝はボラリティが低いことが多いです。
朝には朝の、夕方には夕方の感覚があるということです。
もちろん朝が得意だと思えば朝だけやるって決めてもいいし、夕方が得意なら夕方だけって決めてもいいですね。
ただ、トレンドが出る夕方の方が儲けやすいと思います。